子育ての指針をくれたペアレントトレーニング♡子どもへの指示方法と実践結果【その2】

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4歳8ヶ月と2歳1ヶ月の姉弟を子育て中です。

上の子・りん子が4歳3ヶ月の頃、通っている保育園の保護者向け講座「ペアレントトレーニング」を受講したことで、
子どもとの関わり方やしつけについて大きな気付きをもらいました。

毎週金曜夜の開催だったこともあり、全6回講座のうち3回分しか参加できませんでしたが、
第2回・第5回の講座で学んだことを記事にしておきます。

1.ペアレント・トレーニングとは

ペアレント・トレーニングでは、子どもの行動を
「好ましい行動」「好ましくない行動」「危険な行動・許しがたい行動」の3つに分けます。
「好ましい行動」に対してはほめるなどの肯定的な注目を与えることで
いっそうその行動が増えたり、親から認められていると感じられるようになります。

ほめ方についてはこちらをどうぞ♡
「ほめる」ことの魅力とステキすぎる「ほめ方」〜ペアレント・トレーニング〜

ペアレントトレーニングの実践結果【その1】

「好ましくない行動」には無視=注目を取り去り、その行動をやめる等の「好ましい行動」を待ってほめることで、
好ましくない行動を減らし、どんな行動を望んでいるか示していきます。

無視をする際は「存在そのもの」を無視するのではなく、「行動」を無視します。
その「行動」に注目していないことを何の感情も表さず素知らぬ顔でじっと観察しながら待ち
好ましくない行動が止まったらすかさずほめます

ただし無視をすると自分に注意を向けさせようと一時的に行動をエスカレートさせる為、徹底しない無視はかえってその行動を増やすそうです。

そして「危険な行動・許しがたい行動」には、警告しておいて罰(ペナルティー)を与えることで、その行動に対処していきます。

2.効果的な指示の出し方

指示を子どもに与える場面では、短く具体的に、口調はきっぱりと言い切ることがポイントになるとのこと。
「お皿を机に運んでくれる?」「寝れるかしら?」などの言い方では、大人同士の会話では優しく聞こえて有効かもしれませんが、
小さな子どもからしたら、してもしなくても良いのかなという分かりにくい印象を与えるようです。

「お皿を机に運んでね」「さぁ寝る時間よ」など、きっぱりと言い切るということが指示をする際は有効です。

そして子どもは1回の指示で従うとは限らないので、指示を繰り返すときには1回その場を離れてまた近づき、
穏やかに同じトーンでポーカーフェースで繰り返すのが良いとのこと。

指示は繰り返すもの、4回ほどは繰り返し指示するという覚悟で指示をし、それでも従わないときは「警告」を与えると良いそうです。

そしてどんな小さなことでも子どもが従おうとしたらすぐにほめること♡

私も受講するまでは「〇〇してくれる?」とよく言っていましたが、最近では本当にしてほしいときは「寝るよー」「帰るよー」など、きっぱり言うよう心がけています。

3.予告すること

「あと5分で夕食よ」「あと3回滑り台を滑ったら帰ります」など、今の行動を許可し、やるべきことをするように声をかけることで、
子どもは行動を切り替える準備ができるとのこと。
そして子どもが従ったらすぐにほめることが大事です♡

もし予告通りに行動を止めることができない時は、「お助けマンとうじょう〜連れて帰ってあげま〜す」などと言って抱っこするなど、強制的に次の行動に移すと良いようです。

4.選択させること

パジャマを着ないと逃げ回る子どもに、「こっちの白のパジャマとこっちのピンクのパジャマ、どっちにする?」と選択させることで、
気持ちよく指示に従えることもあります。

そして選んだら、ほめる
どっちもいや!と言ってきたら、簡潔に選択を繰り返す。
それでも選択しなかったら「じゃああなたの為にお母さんが選びます」と親が決めることを平常心で伝え、最終的に同意に至ったらほめる♡

子どもに選ばせそれを尊重するということは、子どもの自己肯定感UPにもつながりますね♡

5.子ども同士の力を利用して協力を促す

二人以上の子どもがいる時に、ある子どもの好ましくない行動を止めさせるために好ましい行動をしている子どもを見つけてほめることで、協力を引き出すことができるとのこと。(無視とほめるの組み合わせ)

決して子どもを比べたり、誰か一人の子どもを非難してはいけない
目的は、子ども達の協力を引き出すことで子どもをけなすことでは決してない。

ついつい、〇〇君はできるのにね~と、比較する言葉をいってしまいがちですが、ただただ、〇〇君すごい!とほめること。
この話を聞いてから、姉弟間でも、りん太くんは食べるのがほんとに上手!と、ただただほめるようにしています。
横で聞いているりん子は、やはり意識をするようで、やきもちを妬く訳ではないけれど、自分も頑張りたいという意欲につながっているように思います。

6.ブロークンレコード・テクニック

子どもがへりくつを言って、あー言えばこう言う、というやり取りになってしまうことがあります。
講座の中でロールプレイをしてみて確かにと思いましたが、
子どもはお母さんに言い返すのが楽しいという気持ちもあります。

そんな時は、ひたすら笑顔で同じ指示を繰り返すと、子どもは調子が狂い、観念してくれるようです。
寝たくない子どもがどんな言い訳をしてきても、「寝る時間よ」とだけ笑顔で返しつづけるのです(笑)

言っている途中で子どもは同じ事ばかり言われて腹を立てるので親の忍耐も必要ですが、
確かにあー言えばこう言う会話になることって多くあり、大抵訳の分からない方向に行き始めます。

私には繰り返しというのがハードルが高いので、今のところは聞こえないフリをするか、「そっか~寝たくないのか~」と他のことをしながらスルーしています^^;

例えば中学生の子が「くそばばぁ」と言ってきても、それには取り合わず普通に話をするなど、へりくつを言う子どもに真正面からぶつかるのではないが、向き合うというのがよいとのことでした。

まとめ

ペアレント・トレーニングの講座が終わってしばらく経ち、多少忘れている内容もあるのですが、
ロールプレイをしながら学んだたおかげで、頭の中にはいつも「行動を言ってすかさずほめる」ということが身に付いていて、りん子もママに協力してくれることが多くなったように思います。講座を受講できたこと、本当に有り難いです。

しつけに迷ったらまたこのページを見直して復習して頑張りたいです♡

今回のペアレント・トレーニングは、内容もとっても素敵だったのですが、何といっても講師の久武夕希子先生の穏やかで優しいお人柄に魅了され、本当に講座に行くのが楽しみでした。

久武先生は発達障害のある方たちとその支援者の方々をサポートする活動tomoはうすの代表をされています。

私も久武先生のように、子育てに迷う多くの方にスッキリしていただくお手伝いができたらなぁと思います♡

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