4歳6ヶ月と1歳11ヶ月の姉弟を子育て中です。
時折子育ての相談をさせていただいている方から、
素敵な本を紹介してもらいました♡
それは、『ありのまま子育て やわらか母さんでいるために』という井桁容子さんという方の著書。
井桁さんは東京家政大学のナースリールームに勤務されていて、
NHKの子育て番組などにも出演されている方のようです。
30年以上の保育士経験とご自身の子育ての経験から書かれている本の内容は、
何だか、自分の育児を認めてもらえたような、
そして、迷っていたことに答えをもらえたような、
そんな温かい言葉がたくさん載っています。
1.『育て急ぎ』をやめる
1冊を読み終えて強く決意したことは、『育て急がない親』でありたいということ♡
これまでたくさんの育児関連本を読んだり、
色んな先生方や先輩ママ達にお話を聞き、
「早くしなさい」という言葉はなるべく使わず、
「頑張ろう」や「お願い」などを使うようにしていました。
けれどその言葉は使わなくても、
「早くできるようになってほしい」
「他の子はできるのに」
「失敗しないように」
「恥ずかしくないように」
などと焦りの気持ちがついつい生まれていました。
お子さんの育ちを、ありのままに、欲張らず、急がず、のどかな心持ちで楽しんで
素直に反応しているときに、育て急ぐ大人たちによって、○○しなさい、早く、そうではなくてこうでしょう、といった具合に大人の都合で自分の感覚や気持ちをバッサリと切られてしまう経験を重ねると、子どもたちは「感じることを封印しないと心が持たない」ことを学んでしまう
「早く!早く!」と急いで、いい子や失敗をしない子に育てたがると、親は子どもに失敗しない方法を先に教えたくなってしまいます
すると子どもは、失敗は許されないと学び・・・
と書いてあるこの本を読んで、
例えばおもちゃを貸せないことやのんびりマイペースな所なども、
いつかできるようになるのだし、
本人の個性もあるし、育て急がないでおこう。
まずは気持ちを分かってあげて、
それからどうするのが良いか話し合って
あとはのどかな気持ちで見守っていればいいんだなぁと、
心新たになりました♡
そして、
「今、失敗しておいてよかったね」「こんなことも、ときにはあるよね」とか「失敗したことで、気づいたことがあって得をしたね」など、前向きに受け止める言葉を子どもに渡せたなら、その失敗は生かされ、自己肯定感の強化につながるでしょう
ともありました♡
りん子は、「恥ずかしいから失敗したくない」「笑われるからイヤ」「先生に言われないようにちゃんとしたい」
など、失敗が随分嫌いなタイプ(笑)
新しいことに出会っても、「りん子には難しいからやらない」とよく言っています(^o^;
それは、私が、
失敗したくないから自分が出せなかったりと、
元々失敗を恐れるタイプで、
その心でりん子に触れていたからだなぁ、
と改めて実感(^o^;
まずはママが、
失敗しても大丈夫、
次に活かせばいいだけ、
そんなこともある、
失敗は成功の元、
必ずできるようになる、
挑戦しないよりは失敗した方が成長できる、
と本音で思えるように、色んなことにチャレンジできるようになりたいなぁと思ったのでした♡
これは、メンター講座で学んだことともリンクしていて、最近の私の課題です♡
2.頑張りすぎないことも大切
そしてもう1つ、心に響いたことは、
「のんきなお母さん」の方が子どもにとっては良いこともあるというお話♡
例えば、
なるべく自然なものをと、体にムチを打って料理を頑張り、
子どもが残したら激しく怒ってしまうなど、
そういう時は、
子どもの心をしっかりみれていない可能性があるかもしれません。
「子どもが本当にしてほしい事」より
「自分の親としてのあり方」、
「今の子どもの心」より
「未来の子ども」のこと、
等を大事にして頑張りすぎていることもあるかもしれません。
仕事や自分のしたい事を頑張る中でも、
できる限り子どもの心と
子どもの本当の要求に
向き合える母でありたいと、読んでいて涙が出ました。
親として頑張ったことが、反対に子どもに悲しい思い出として心に残ってしまったり、恨まれたり・・・
もしかしたら、子どもの気持ちよりも親としての出来栄えに重心が置かれていたかも・・・総じて子どもたちは、お母さんが頑張ることをあまり求めてはいないようです
頑張っているお母さんは、子どもの気持ちに気づくことや共感するゆとりがないため、形あるものによる喜びは与えられるのですが、それでは子どもの心は満たされません
子どもというのは、何はなくとも、今の自分にきづいてくれる、寄り添ってくれる「のんきなお母さん」が大好き子どもたちにとっては、お母さんの笑顔が一番のおかず
という言葉は、
あまり家の中で頑張れない私にとっては何だかホッとするお言葉(笑)
それと同時に、子どもの心を満たしてあげること、
子どもがママに訴えてくれていることをしっかりキャッチすること、
目を見てニッコリする時間をこれまで以上に大事にしようと、
やる気が湧きました♡
まとめ
とってもステキなこの本について、もっともっとご紹介したいことがたくさんあります♡
また後日記事にしたいと思います♡
posted with ヨメレバ
井桁容子 赤ちゃんとママ社 2014-02-24